自社のホームページがどの端末で多く閲覧されているかご存知ですか?
2010年頃から急速に普及したスマートフォンへの対応のため、コンパスでは2012年に、ホームページを大小様々な端末の画面サイズに最適化して表示させる『レスポンシブWebデザイン』の提供を開始しました。それから10年以上が経過し、現在ではどのホームページの運営者も「スマートフォンで閲覧している人が多くなっているようだ」という認識を持っていることでしょう。
しかし、そのような変化を漠然と感じてはいても、実際に全体のユーザー数に対してスマートフォンユーザーがどの程度の割合を占めているか、把握している人はそれほど多くないように思えます。そこで今回はアクセス解析ツールを使用して、業種別にホームページのユーザーの利用端末の割合を調査してみました。その結果、病院や商店など個人向けのホームページの場合は約4分の3がスマートフォンユーザーでした。他方、建設会社や介護施設などはスマートフォンユーザーとパソコンユーザーがほぼ半数ずつで、コンパスに至ってはパソコンユーザーが3分の2を占めていました。未だにパソコンユーザーが多いホームページは、内容が企業間取引(B to B)であるという理由だけでなく、ユーザーの年齢層、行動、地域性なども影響していることが推察されます。
このようなデータを元に、どの端末にどのように自社のホームページを対応させていくかを検討してみることをお勧めします。
ホームページの閲覧時の端末とOSの割合(業種別/一例)
データ収集期間:'23.4.1~'24.3.31 / データ参照元:Google Analytics